大分県豊後大野市清川町に架かる出会橋(であいばし)・轟橋(とどろきばし)は、奥嶽川に架かる二つの美しい石造アーチ橋です。
轟橋はアーチ幅が日本一、出会橋は日本二位という、迫力ある造形美を誇りながら、清流や柱状節理の渓谷景観と調和した絶景スポットとして人気があります。
歴史――大正・昭和に架けられた人々の架け橋

出会橋(大分県豊後大野市清川町左右知)は大正13〜14年(1924〜1925年)に、近隣の住民たちの生活路として架けられました。
平石地区と轟地区を結び、人々の日常の行き来や物資の運搬を支えた、人々をつなぐ橋として活躍してきました。
一方、轟橋は昭和9年(1934年)、森林鉄道(トロッコ列車)の線路橋として建設されました。
木材を輸送する目的で架けられた橋が、やがて地域の道路橋としても使われ、「暮らしの足」として親しまれてきました。
出会橋・轟橋は人と人、人と自然をつなぐ架け橋として、地域の歴史に刻まれています。
出会橋(であいばし)名前の由来
この「出会橋」という名前は、川の両岸を出会わせる架け橋としての意味が込められていて、カップルで訪れる観光スポットとしても人気です。

名前そのものに「縁を結ぶ」「出会いがある」という意味を感じられるため、訪れたカップルが「絆を深める場所」として立ち寄ることも少なくありません。
さらに、出会橋は恋人同士だけでなく、新たな出会いや縁を求める人にとっても象徴的な場所です。
出会橋と轟橋は隣同士に架かっていて、その並びが“橋同士が出会う”イメージも与えます
ロマンチックな象徴――“出会い”が生まれる場所として
出会橋という名前は、偶然の出会いだけでなく、未来へと続く“縁をつなぐ”象徴として使われます。
橋を渡るたびに、手を取り合って歩くカップルの距離が自然と近づき、
「新しい始まり」を感じさせるスポットとして人気です。

特に、紅葉の季節や新緑の時期には、緑や紅の鮮やかな色彩を背景に、
写真映えするロケーションがカップルの思い出づくりにもぴったりです。
また、轟橋と出会橋のすぐそばには、奥嶽川(おくだけがわ)のほとりを歩く遊歩道や、川のせせらぎを感じるスペースもあり、
ちょっとした川辺のピクニックや写真撮影ポイントもあります。
美しい自然と史跡の両方を楽しめる場所だから、SNS映えスポットとしても人気です。


見どころ――橋と渓谷の絶妙なハーモニー
出会橋と轟橋が架かる奥嶽川の渓谷は、柱状節理の断崖や透明度の高い清流が織りなす絶景ポイント。
アーチ式石橋が川に映る景色は、自然と人の技が融合した芸術作品のようです。

橋の下流側に降りる遊歩道からは、轟橋と出会橋を両方同時に眺めることができます。
透き通ったエメラルドグリーンの流れと、歴史ある石橋が描く風景は、訪れる人の心を静かに満たしてくれます。


基本情報・アクセス
| 店舗名 | 出会橋・轟橋(であいばし・とどろきばし) |
|---|---|
| 住所 | 大分県豊後大野市清川町左右知(MAP) |
| アクセス | ・JR豊肥本線「豊後清川駅」から車で約20分 ・大分市内から車で約1時間前後(交通状況による) |
| 電話番号 | 0974‑27‑4215(一般社団法人 豊後大野市観光協会) |
| 営業時間 | 終日開放(自由に散策可) |
| 定休日 | なし(年中見学可) |
| 駐車場 | 近隣に駐車スペースあり(橋付近)(無料) |
記事まとめ
出会橋・轟橋は、日本を代表する石造アーチ橋として歴史的価値があるだけでなく、
その名前から「縁(えん)」や「出会い」を感じられるロマンチックなスポットです。
カップルでの散策や写真撮影、四季折々の自然美を楽しむ旅にもぴったり。
訪れる人同士を結びつける“架け橋”として、豊後大野で忘れられない思い出になることでしょう。
紹介文
奥嶽川の澄んだ流れと、二つの美しいアーチ橋。
出会橋・轟橋は、歴史と自然が織りなすロマンチックな景観です。
恋人同士でも、一人旅でも、心に残るひとときを過ごせます。
詳しい情報はこちら
▼出会橋・轟橋(豊後大野市公式観光情報)
https://www.visit-oita.jp/spots/detail/8570
▼一般社団法人 豊後大野市観光協会(詳細)
https://sato-no-tabi.jp/introduce/%E5%87%BA%E4%BC%9A%E6%A9%8B%E3%83%BB%E8%BD%9F%E6%A9%8B/
▼大分県観光情報公式サイト
https://www.visit-oita.jp/
▼日本政府観光局(JNTO)公式観光ガイド
https://www.japan.travel/ja/spot/695/




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