国東半島の山あいに、ひっそりとたたずむ曹洞宗の古刹があります。大分県国東市安岐町朝来(あさく)の護聖寺(ごしょうじ)です。自然に包まれた境内と、県内最古とも伝わる石造文化財が静かな時間を伝えています。
目次
護聖寺とは
護聖寺は曹洞宗の寺院です。寺伝によれば、六郷満山を開いた仁聞菩薩によって開かれ、かつては六郷満山の中山末寺として栄えたと伝えられます。一時は衰退したものの、応永11年(1404年)に曹洞宗の僧侶によって再興され、現在に法灯を伝えています。山と木立に抱かれた境内は、日常の喧騒から離れて心を落ち着けられる場所です。

見どころ――県内最古とされる石造美術
護聖寺の周辺には、数多くの石造美術品が残されています。なかでも、大分県でも最古とされる2基の板碑(いたび)は貴重なもの。さらに、ひとつの石から彫り出された一石五輪塔(いっせきごりんとう)や宝篋印塔(ほうきょういんとう)など、国東半島の石造文化を物語る遺品が点在しています。
国東半島・六郷満山のなかで
国東半島は、磨崖仏や石仏、国東塔など独特の石造文化が花開いた地域です。六郷満山の末寺として歩んできた護聖寺もまた、その文化を今に伝える一山。静かな境内で、石に刻まれた祈りの歴史に触れることができます。
訪問前に確認したいこと
山あいの静かな寺院です。石造文化財は大切に守られてきたものですので、見学の際は傷つけないよう静かに拝観しましょう。
| 名称 | 護聖寺(ごしょうじ) |
| 宗派 | 曹洞宗 |
| 所在地 | 大分県国東市安岐町朝来 |
| 見どころ | 県内最古とされる2基の板碑・一石五輪塔・宝篋印塔 |
| 再興 | 応永11年(1404年) |
※掲載内容は調査時点の情報です。拝観・参拝の時間、御朱印、祭事や行事の日程などは変わる場合がありますので、お出かけ前に各施設や国東市観光協会などで最新情報をご確認ください。



